この記事では、ふるさと納税の仕組みについて、わかりやすく簡単にご紹介しています。
- ふるさと納税ってよく聞くけど何?
- どうしてふるさと納税をするとお得なの?
このように悩んでいませんか?
我が家では、お得に食料品が手に入ると3年以上前からふるさと納税をしています。
「納税」というワードがあると、なんだか難しく思うかもしれませんが、思っている以上に簡単です。
ワンストップ特例制度が利用できる方なら、たったの5ステップで完了します。
- 控除の上限額を確認
- 納税サイトを決める
- 自治体に寄付する(返礼品を選ぶ)
- ワンストップ特例申請書を寄付先の自治体へ送付
- 翌年6月に住民税の確認
この記事では、ふるさと納税の知識がない方に向けて「ふるさと納税の仕組み」「メリット」などをわかりやすくご紹介します。
一緒にふるさと納税を利用して、家計の節約をしてみませんか?
ふるさと納税の仕組みとは?
ふるさと納税を簡単にお伝えすると「地方自治体へ寄付をする」ことです。
ご自身の故郷や応援したい町など、お好きな自治体へ寄付をすることができます。
自治体からは「寄付のお礼」として、地場の特産品など様々な「返礼品」がもらえることから人気を集めています。
実際に、我が家がふるさと納税でもらった返礼品の一部をご紹介します↓
・豪華な尾鈴豚のハム&ソーセージセット!
・2㎏もある巨大なズワイガニ
・楽天ランキング1位 おいもやの人気スイーツセット
・分厚くてボリューム満点の黒毛和牛のロースステーキ
我が家では、毎年ふるさと納税でどんな返礼品をもらおうか楽しみにしています。
ふるさと納税が「節約」になるのはなぜ?
ふるさと納税は利用すると 実質自己負担2,000円のみ で、お肉やスイーツなど様々な返礼品がもらえます。
先ほどご紹介した返礼品をすべて購入しようと思うと、通常は何万円もしますよね。
それが、ふるさと納税を利用すれば、たった2,000円で手に入るので「節約」になるんです。
[chat face="CO09103j.jpg" name="きょう" align="left" border="blue" bg="none" style=""]返礼品はティッシュやトイレットペーパーなど生活必需品も数多くありますよ。[/chat]
ふるさと納税の恩恵を受けられるのは「納税者」のみ
ふるさと納税は、寄付した金額から2,000円を引いた額が税金から戻る(控除される)仕組みです。
逆に、税金を払っていない方は控除する税金がないため、ただ地方自治体への寄付になってしまいます。
例えば、4万円を寄付したら自己負担分の2,000円を引いた「38,000円」が税金から戻ってきます。
なので、税金を払っていない方は、その恩恵を最大限受けることができません。
[jin-iconbox01]「専業主婦」や「学生(収入がない)」は、寄付をして返礼品をもらうことができても、実質自己負担2,000円にはなりません。[/jin-iconbox01]
ふるさと納税は、税金を多く支払っている人(収入の多い人)ほど大きな恩恵を受けられますが、私のように年収400万円台の方にこそ「食費の節約」ができるので、ふるさと納税をおすすめしています。
ふるさと納税には寄付できる金額に上限がある
ふるさと納税は自治体を選んで寄付しますが、寄付できる金額には上限があります。
上限は年収や家族構成(扶養している人数)に応じて変わるため、本来の寄付金額の上限を超えて寄付をしてしまうと…
■例:寄付金の上限額が4万円の場合
[jin_icon_check color="#e9546b" size="18px"]上限額以内の寄付:自己負担は2,000円
[jin_icon_check color="#e9546b" size="18px"]上限額を超えて5万円の寄付:自己負担12,000円(通常の2,000円+超えた分の1万円)
このように自己負担分が増えてしまいます。
ふるさと納税は必ず寄付金額の上限を知り、実質自己負担2,000円にすることで最大限お得に利用することができます。
寄付金額の上限を知りたい方は「ふるさと納税の控除上限額(限度額)はいくらまで?最適な3つの方法をご紹介します」をご覧ください。
必ず2,000円の自己負担は発生する
ふるさと納税は寄付金額の上限内であっても、必ず自己負担2,000円はかかります。
ですが、たった2,000円で様々な返礼品をもらえ、家計の節約ができると思えば惜しむことはないですよね。
また、自己負担の2,000円は寄付をした年の一度だけかかります。
つまり、複数の自治体に寄付をしても、上限内の寄付であれば自己負担は2,000円のみで済みます。
ふるさと納税で必ず必要な手続き
ふるさと納税自体は、自治体と返礼品を選んで寄付をするだけで簡単に利用できますが、自己負担を2,000円にするためには所定の手続きが必要です。
手続きは2通りの方法があります。
[jin_icon_check color="#e9546b" size="18px"]ワンストップ特例制度
[jin_icon_check color="#e9546b" size="18px"]確定申告
ワンストップ特例制度を利用できる方なら、とても簡単に手続きができます。
ワンストップ特例制度
ワンストップ特例制度は、条件を満たした方が簡単にふるさと納税を利用できる制度。
条件は以下の2つ。
[jin_icon_check color="#e9546b" size="18px"]寄付を行う年に確定申告をする必要がない
[jin_icon_check color="#e9546b" size="18px"]寄付先の自治体が5つ以外
ワンストップ特例制度は、会社員であれば多くのご家庭で利用できるはずです。
手続きの方法としては、寄付した自治体から送られてくる「ワンストップ特例申請書」を寄付した自治体に提出するだけ。
(※寄付時に「ワンストップ特例制度を利用する」を選択すると送られてきます。)
ワンストップ特例制度を利用すると、「翌年度の住民税」から「寄付額ー2,000」が控除されます。
[jin-iconbox01]
ワンストップ特例申請書を提出した後に「確定申告」が必要となった場合は、ワンストップ特例制度は利用できません。
ふるさと納税分も確定申告をする必要があります。[/jin-iconbox01]
ワンストップ特例制度について詳しく知りたい方は「【確定申告不要】ふるさと納税でワンストップ特例制度を使うメリット」をご覧ください。
確定申告
会社員であっても以下の場合はワンストップ特例制度が利用できません。
[jin_icon_check color="#e9546b" size="18px"]確定申告をする必要がある(住宅ローン控除、医療費控除など)
[jin_icon_check color="#e9546b" size="18px"]寄付先の自治体が6つ以上
ワンストップ特例制度が利用できない場合は、会社員であっても「確定申告」をする必要があります。
確定申告をした場合、「所得税の還付」+「翌年度の住民税控除」 という形でお金が戻ってきます。
[jin-iconbox01]所得税の還付は早ければ確定申告後1~2週間以内に、住民税控除は支払う額が減っています。[/jin-iconbox01]
ふるさと納税の確定申告はそれほど難しくありませんので、こちらの記事「【まとめ】ふるさと納税の確定申告のやり方」を参考にしてみてくださいね。
ふるさと納税の申し込み方法
ふるさと納税の申し込み(自治体へ寄付)する方法は、「寄付したい自治体のホームページ」や「ふるさと納税サイト」から可能。
ふるさと納税サイトといえば「ふるなび」「楽天ふるさと納税」「さとふる」などから簡単に申し込むことができます。
初めての方におすすめなのが「楽天ふるさと納税」です。
「楽天」なら…
- 楽天市場のお買い物と同じようにふるさと納税(自治体への寄付)ができる
- ふるさと納税でもポイントを貯めたり、使える
- 楽天セール時ならもらえるポイントで自己負担が0円にできる
上記のようなメリットがあるからです。
楽天ふるさと納税で自己負担を0円にするやり方は「【裏技!】ふるさと納税は楽天がおすすめ!自己負担をゼロ円にできる」で詳しく解説しています。
ふるさと納税のやり方(楽天ふるさと納税)
初心者の方におすすめの「楽天ふるさと納税」で、実際に寄付をしてみましょう。
- 「楽天ふるさと納税」へアクセス
- 返礼品(寄付したい自治体)を選ぶ
- 「寄付金の用途」や「ワンストップ特例制度の申請書」の有無を選択
- 「寄附を申込む」をタップ
- 注文内容に間違いないか確認し「注文を確定する」
以上で、ふるさと納税は完了です。
ただし、楽天ふるさと納税を利用する場合は下記のことに注意してください。
- 注文内容確認画面に表示される「注文者情報」が「住民票情報」となる
- ふるさと納税を申込む人名義のアカウントを利用する
- クレジットカードは申込み人名義のものを使用する
くれぐれも、申込み人以外のアカウントや名義のカードを利用しないようにしてください。
ふるさと納税は、年末はとても混み合うため、日にちに余裕をもって寄付をすることをおすすめします。
特にワンストップ特例制度を使用する場合、翌年の1月10日が必着日となるため申請遅れのないように気を付けましょう。
ふるさと納税後の手続き
ふるさと納税の申し込み後、早ければ1~2週間で「返礼品」「受領書」「ワンストップ特例申請書」が送られてきます。
この3つはどれも別々に送られてくることが多いです。
[jin-iconbox01]ワンストップ特例申請書は申込み時に「要望」した方のみ届きます。[/jin-iconbox01]
ワンストップ特例制度を選択した場合
ワンストップ特例制度を利用する場合は、届いた申請書に「必要事項を記入」「捺印」して「必要書類」を同封して返送します。
手続きが完了すると郵送やメールで手続き完了の連絡がきます。
無事に手続きが完了すると、翌年度の住民税から「寄付金額ー2,000円」が控除されます。
[chat face="CO09103j.jpg" name="きょう" align="left" border="blue" bg="none" style=""]支払う税金が減るってことだね![/chat]
翌年6月頃に会社から配布される「住民税決定通知書」の「寄付金控除」の欄と照らし合わせ、確実に控除されているか確認しましょう。
住民税の確認方法は下記記事をご覧ください。
[box06 title="あわせて読みたい"][jin_icon_arrowdouble color="#e9546b" size="18px"]ふるさと納税の控除額の確認方法!寄付損になっているかも?今すぐチェックしよう[/box06]
確定申告をする場合
確定申告をする場合は、自治体から送られてくる「受領書」を提出する必要があります。
確定申告をすると
- 所得税からの還付
- 翌年度の住民税から控除
上記2つの税から戻ってきます。
翌年6月頃に届く会社から配布される「住民税決定通知書」の「寄付金控除」の欄に記載があります。
ふるさと納税の確定申告の詳しいやり方は下記記事をご覧ください。
[box06 title="あわせて読みたい"][jin_icon_arrowdouble color="#e9546b" size="18px"]【まとめ】ふるさと納税の確定申告のやり方[/box06]
まとめ:ふるさと納税の仕組みを知って家計の節約をしよう!
ふるさと納税は、上手に利用すれば実質自己負担2,000円で返礼品がもらえ、家計の節約につながります。
難しく思われがちですが、思っている以上に簡単にできます。
特に、「楽天ふるさと納税」をすれば、楽天市場でお買い物するような感覚で寄付ができるため迷うことがありません。
また、ワンストップ特例制度を利用すれば確定申告不要で手続きが簡単になります。
この機会に、ぜひふるさと納税を始めてみてくださいね。
[box06 title="あわせて読みたい"][jin_icon_arrowdouble color="#e9546b" size="18px"]【確定申告不要】ふるさと納税でワンストップ特例制度を使うメリット
[jin_icon_arrowdouble color="#e9546b" size="18px"]【まとめ】ふるさと納税の始め方!簡単5ステップでもう迷わない
[jin_icon_arrowdouble color="#e9546b" size="18px"]【裏技!】ふるさと納税は楽天がおすすめ!自己負担をゼロ円にできる[/box06]