- ご主人の手取りが月20~22万円
- 奥様は専業主婦
- 家族4人(子供2人)
- 住居費は月約8万円
- 車を1台所有
上記内容が当てはまる方へ。
以下のように悩んでいませんか?

- 手取りが20~22万円で毎月ギリギリで生活が苦しくて、なんとかしたい
- 給料は簡単に増えないし、このままやっていけるのか不安
- 子どもの教育資金や夫婦の老後のお金もなんとかしたいけど、貯金ができる状況じゃない
家計が苦しく毎月ギリギリの生活をしていると、ため息の連続で不安ばかり感じてしまいますよね。
実は、同じように収入が少なく家計が苦しいと悩んでいる方は意外と多く、年々増加しています。
(出典:厚生労働省 「グラフでみる世帯の状況」)
「家計が苦しいのは私だけじゃないんだ…」と、少し気がラクになりませんか?
我が家も、妻が専業主婦になり収入が減ったことで、家計が毎月ギリギリ。ボーナスがあるからなんとか生活できる状態でした。
「そんな状態から脱出したい…」と色々調べたところ、家計簿をつけてたった3つのことをしただけで、手元に残るお金が5万円も増えました。
そこで、この記事では「行動すれば必ず5万円を増やせる3つの節約術」をお伝えします。
給料(手取り)を5万円増やすのは簡単ではありませんが、節約は「行動さえ」すれば、誰でもお金を増やすことができます。
さらに、給料が上がれば税金も多く取られますが、節約できたお金は税金が一切かからないので、給料を上げるよりも「即効性」がありその効果は絶大。
いつもの苦しい生活から抜け出して、ちょっとだけ豊かになってみませんか?
家計(生活)が苦しい原因を家計簿をつけて知ろう
突然ですが「家計簿」をつけていますか?
この記事にたどりついたということは、家計簿は面倒でやっていない方が多いはずです。
ですが、家計が苦しいからこそ、まずは家計簿をつけてみましょう。
家計簿をつける理由は…
- どうして家計が苦しいのか
- 家計が苦しい原因はなにか
- 無駄なものにお金を使ってないか
など、細かいお金の使い道が「一目」でわかるようになるからです。
だまされたと思って、家計簿を始めてみてください。これからご紹介する解決法を試しても生活が変わらなければ、すぐにやめてもらってかまいません。
それでは、具体的な家計簿の付け方をご紹介していきます。
①家計簿を始めるための事前準備
この記事を読んだ日から「1か月分」の家計簿をつけてみましょう。やってほしいことは2つ。
- 家計簿の購入(無料のスマホアプリでもOK)
- 買い物したレシート(領収書)を保管
家計簿をつけるときのポイントは「ざっくりした金額」で始めてみること。
ひとまず家計簿をつけるのに「慣れる」ことが重要だからです。
それでは順番に説明します。
step
1家計簿の購入
家計簿は「手書きのノート」でも「スマホの無料アプリ」のどちらでもOK。
手書きノートならレシートやペンなどが「収納」できて、日付が入っていないのですぐに始められるこちらの家計簿がおすすめです。

という方は、自動で家計簿をつけてくれる「マネーフォワード ME」という無料アプリがおすすめ。
なぜなら…
- クレジットカード、電子マネー、給料が振り込まれる銀行口座を1つで確認できる
- レシートを撮影するだけで現金の支払いも自動入力
- クレジットカード支払いも自動で入力される
これらの機能が「無料」で使える最強の家計簿アプリだからです。
一度登録してしまえばあとは自動で入力してくれ、アプリの操作も簡単なので、めんどくがり屋のあなたでもすぐに使いこなせます。
>>「マネーフォワード ME」アプリの無料インストールはこちら
step
2レシートの保管
お買い物をした際のレシートや領収書を保管します。
お買い物をするごとに家計簿に記入できればいいですが手間だと思うので、月末にまとめて記入しましょう。
レシートを保管するなら、こちらの蛇腹式ホルダーがおすすめです。
見た目は高級感のあるPUレザーなので外で出しても恥ずかしくなく、収納力もバツグンです。
準備は以上です。
それでは実際に家計簿をつけていきましょう。
②家計簿のつけ方(書き方)
初めて家計簿をつける方のために、必ず分けて記入してほしい項目を下記にまとめました。
・住居費(家賃・住宅ローン)
・光熱費(電気・ガス・上下水道)
・通信費(スマホ・ネット)
・保険料■変動費
・食費(できたら外食と分ける)
・日用品費
・医療費
・交際費
・衣料品
・その他
毎月ある程度決まった金額を支払うものを「固定費」、それ以外を「変動費」とします。
レシートや領収書を見ながら「お買い物した日付」と「金額」を記入し、その月の手取り額を追記して計算をすれば収支が分かります。
自分に合う方法で家計簿を1ヵ月つけて「家計が苦しい原因=ムダな支出」を見つけて改善します。
「家計簿をつけること」は、家計が苦しい状況から抜け出す、第一歩ですよ。
当ブログでは「我が家の手取り20万円の家計簿」を公開しているので、詳しい書き方が気になる場合は参考にしてくださいね。
参考 【手取り20万円台】節約パパの家計簿公開!2018年8月
苦しい家計から抜け出すための3つの節約術
家計簿を1ヵ月つけると「家計の苦しい原因」がわかりますよね。
家計簿をつけるだけで終わっていたら、家計が苦しいのは何も変わりません。
そこで、月5万円を増やすための「正しい節約」を行います。
正しい節約とは、一度見直せばずっと節約効果がある節約術のこと。特に「固定費」を見直すと大幅な節約効果を期待できます。
反対に「電気をマメに消す」「コンセントを抜く」などは節約効果が低く、何よりもみじめな気分になってしまうので、正直おすすめできません。
そこで、今回見直す費用は以下の3つ。(今回は割と節約効果が得やすい変動費も加えています。)
- 食費(ランチ代):変動費
- 保険料:固定費
- 通信費(スマホ料金):固定費
一つずつ解説していきます。
節約術①食費は「旦那さんのランチ代」に注目!
「食費」と言っても見直すのはたった1つ、旦那さんの「ランチ代」です。(旦那さんすみません。)
旦那さんの毎日のランチがコンビニや外食なら「お弁当」にするだけで、月1万円ほどの節約効果があります。
「食費」は固定費ではありませんが、毎日必要になる費用という意味で考えれば、十分節約効果が期待できます。
ここで質問です。
一般的なサラリーマンのランチ代の平均はいくらかご存知ですか?
実は、サラリーマンの昼食代の平均は「587円」という統計が出ています。
(参考:新生銀行 「2016年のサラリーマンのお小遣い調査」)
つまり、旦那さんの1か月間のランチ代は約13,500円もかかっているんです。(休日を除いて1か月を23日とした場合。)
そこで、毎日のランチを外食から「お弁当」に変えたら、どのくらい削減できるか計算してみました。
■1回のお弁当にかかる材料費を100円とした場合
- 1か月のお弁当代 …100円×23日=2,300円
- 外食とお弁当の差額…13,500円-2,300円=11,200円
つまり、毎日のランチをお弁当に替えるだけで、1か月に約11,200円、年間11万円の節約をすることができます。
これは、住居費1か月分が支払えるほどの節約効果があります。

というのが本音ではないでしょうか?
確かにお弁当を作るのは「手間」ですが、家計が苦しく少しでも早く楽になりたいのなら「やる」しかないのです。
それでも手間だし、なんとか楽な方法はないの?そんなときは「夕飯の残り」を多めに作ってお弁当すればOK。
足らない分は冷凍食品だっていいんです。(自然解凍の冷凍食品なら詰めるだけで楽チン!)

ポイント
節約術①旦那さんのランチを外食→お弁当にして約11,200円の節約
節約術②加入している保険を見直す
突然ですが…
「加入している保険を全て把握していますか?」
「保険の見直しをしていますか?」
もしものときに備えて加入しているであろう「保険」ですが、多くのご家庭で家計が苦しい原因の1つになっていることがほとんど。
なぜなら、以下のような理由があるからです。
- 国の公的な保険制度でカバーできるのを知らず、不要な保険に加入している
- 保険は一度加入すると「もう安心だ」と何一つ疑うことなく、一切見直しをしない
万が一のために加入したのに、高い保険料を支払うために朝早くから遅くまで働くのは矛盾していると思いませんか?
高い保険料で家計が圧迫されていたら本末転倒です。
ちなみに、月に支払う生命保険の保険料は、年収によって異なる傾向があります。
世帯年収別の平均月額保険料は以下のとおりです。
- 200万円未満:月2.1万円(年間25.6万円)
- 200~300万円未満:月2.2万円(年間26.5万円)
- 300~400万円未満:月2.5万円(年間29.4万円)
- 400~500万円未満:月2.8万円(年間33.4万円)
- 500~600万円未満:月3.3万円(年間39.2万円)
- 600~700万円未満:月3.4万円(年間40.6万円)
- 700~1,000万円未満:月3.8万円(年間45.5万円)
- 1,000万円以上:月4.7万円(年間56.8万円)
※個人年金を含む。
(出典:生命保険文化センター 平成27年度「生命保険に関する全国実態調査」)
年収300万円~400万円の平均は約25,000円/月、約35年払い続けたらなんと約1,050万円にもなります。
考えてみてください。1,050万円もあったら何ができると思いますか?
- 300万円の車を3回も買い替えられる
- 住宅の購入(ローコスト住宅)
- お子さん二人分の教育資金
など。
民間の保険に加入する必要はある?【知っておきたい高額療養費制度】
そもそも、約25,000円/月も支払って民間の保険に加入する必要があるのでしょうか?
そこで、ぜひ知っておきたい「国の公的な保険」の1つに「高額療養費制度」というものがあります。
■高額療養費制度とは…
1か月の医療費が一定額を超えて支払った場合、超えた金額分が払い戻される制度。
(参考:全国健康保険協会 「高額な医療費を支払ったとき」)
例えば、ひと月の医療費が100万円でも、「年齢が70歳未満」「年収が370~770万円」の方なら、支払う医療費はたったの87,430円で済みます。
高額療養費制度をを知っていれば、かかるかもわからない病気のために毎月高額な医療保険を払い続けるより、約55万円の”貯金”があれば6か月分の医療費は心配ありませんよね。
そもそも、過去に6か月間も入院や治療で87,000円以上のお金を支払った経験はありますか?よく考えてみてください。
「国の保険」で十分備えることができるにも関わらず、こういった制度を知らないことで、不要な保険に加入し毎月高額な保険料を支払って家計を圧迫しているケースが多いのです。
参考 なぜ人は「ムダな保険」に入ってしまうのか(東洋経済ONLINE)

そこで、ぜひ読んでいただきたいのが以下の『いらない保険 生命保険会社が知られたくない「本当の話」』という本です。
こちらの本には
- 民間の医療保険が不要な理由
- 民間の保険会社の真実
- 万能な保険は健康保険
などが、実際のデータを元にわかりやすく書かれています。
保険の窓口やFP資格者に相談する前に、一度読んでいただきたい一冊です。

ポイント
節約術②加入している保険を見直して約20,000円の節約
節約術③スマホ料金は「格安SIM」に変更で大幅節約
最後に、固定費の中で最も効果のある節約が「スマホ料金」の見直しです。
現在、大手キャリアのスマホをお使いなら「格安SIM」に変えるだけで、誰でも・簡単に5,000円以上の大幅な節約ができます。

と思われるかもしれませんが、実はとっても簡単でたったの4ステップで乗り換えできます。
- MNP予約番号を発行
- 格安SIMを申込む
- SIMの差し替え
- インターネット接続(APN)設定
一度やってしまえば、その後はほったらかしで、ずっと大きな節約効果を得られるのでやらないのは本当に損です。
今お使いのスマホ料金が月4,000円以上なら「格安SIM」を、ぜひ検討してみてください。
プラン次第では”半額以下”にすることもできます。
例えば、我が家では格安SIMの「mineo」に変えたことで、約16,000円/月の節約に成功しました。(夫婦で年間19万円の節約。)
大手キャリアから格安SIMの「mineo」に変更して19万円節約できた話を、以下の記事で詳しくご紹介しています。
参考 格安SIMにして年間19万円の節約に成功!【キャリアスマホが不要な3つの理由とおすすめの格安SIM】
ポイント
節約術③お使いのスマホを「格安SIM」に変更するだけで約19,000円の節約
まとめ:家計が苦しいときは、家計簿をつけて食費・保険代・スマホ代を見直そう
この記事をまとめます。
■家計簿をつけて家計が苦しい原因を知ろう
■苦しい家計から抜け出すための3つの節約術
- 夫の昼食代をお弁当にする
- 不要な保険を見直す
- 夫婦のスマホを格安SIMに変える
家計が苦しいときは、とにかく家計簿をつけて家計が苦しい原因を見つけましょう。
そこから、たった3つの節約をすれば、約5万円も節約することができます。
だまされたと思って、一度試してみてください。
多少の手間はありますが、今より支出が増えることは絶対にありません。
節約することで生まれたお金は…
- マイホーム貯金
- 家族と海外旅行
- 豪華な贅沢ランチ
- ショッピング
- 将来のための投資
など、好きなことに思いっきり使いましょう。
苦しい家計におさらばして、生活が楽しくなるはずです。
ご紹介した3つの節約術を実践して、少しでも「家計がラクになった」と言ってもらえたら幸いです。
さらに節約をしてお金を増やしたい方へ
当ブログでは、私が実践して効果のあった様々な節約術をご紹介しています。
カテゴリーごとに節約術をまとめているので、ぜひご覧ください。
固定費の節約
>>固定費の節約術まとめ|4つの見直しで約4万円支出をカット!家計見直しのコツ
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