話題のスマホ決済「PayPay」をそろそろ利用してみたいとは思うものの…

- クレジットカードが不正利用されたって聞いたけど、やっぱり危険なの?
- 銀行口座の登録の危険性は?
- クレジットカードや銀行口座を登録しないで利用する方法はある?
このように悩んでしまいますよね?
結論からお伝えすると、PayPayそのものの危険性はとてつもなく低いです。
なぜなら、今まで、PayPayから「個人情報の流出」や「銀行口座から見知らぬお金が引き出された」という話は一切ないからです。
過去にカード不正利用の話がありましたが、PayPayに登録した情報が流出したのではなく、別の場所から流出したクレジットカードの情報をPayPayに登録して利用された。という話。
その結果「PayPayは危険だ!」という声だけが一人歩きしたわけです。
むしろ、PayPayはその後、早急にセキュリティを強化し「全額補償対応」も公表。
対応も速く、さらに強固なセキュリティになっています。
(※大手キャリアの独自決済でさえ、2019年8月末にドコモ、9月にau、ソフトバンクがやっと対応すると発表したほどです。)
ただし、PayPayに限らずスマホ決済の危険はゼロではないため、最大限の「自己防衛」はするべきです。
そこで本記事では
- PayPayの危険性
- PayPayが行ったセキュリティ対策
- 万が一に備えた「自己防衛」の方法
について、詳しくご紹介します。
安心・安全にPayPayを利用するために、ぜひ最後までお読みくださいね。
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PayPay(ペイペイ)は危険?

出典:PayPay公式サイト
「PayPayは危険?安心して使える?」と聞かれると、100%安心とは言えません。
ですがPayPayは、かなり安心して利用できるスマホ決済であることには間違いありません。
なぜなら
- 強固なセキュリティー対策を実施
- 万が一の場合は「全額補償」対応
など、ユーザーが安心して利用できるような対策を日々行っているからです。
PayPayに限らずネット上のサービスには危険性がつきもの
PayPayに限らず、ネット上に重要な情報を登録するサービスには少なからず危険性があります。
例えば
- クレジットカード
- SNS(Twitter、LINE、インスタグラムなど)
- 通販サイト
こららの同じような危険性はあるわけです。
不正利用やアカウントのなりすまし被害などは、実際に耳にしたことがありますよね。
実際にあった?PayPayの不正利用
PayPayは2018年12月中旬頃、SNS上で「PayPay経由でクレジットカードが不正利用された」「約50万円不正利用された」などの不正利用の被害報告が上がっていました。
今流行りのPAYPAY不正利用にあいました。
支払い元のクレジットカード使用歴にはあるけれど、PAYPAYの使用履歴にはない請求が3件、合計30万弱。
もちろんばっちり請求取消したので、被害額は0円です。
利便性と危険性は隣り合わせですね。
しっかりとセキュリティー対策をして便利に使いましょー— Kosuke Yamaguchi (@yamalonelywolf) 2018年12月20日
先程カード会社から連絡があり、私のカードもPayPay不正利用されてました( ̄▽ ̄;) カード会社がいち早く気づいてくれたから良かったものの、今後チケ代や遠征費、CDやDVDの請求が重なり金額が多くてもスルーする方がいるかもしれません。ご利用明細はこまめに確認を。PayPayやってなくてもね
— jojo-en (@aisha_dd) 2018年12月22日
paypay不正利用が認定されました
三井住友visaです12月11,12日にビックカメラで身に覚えのない約50万の請求
12月14日に三井住友カードに連絡
カード停止、再発行手続き12月19日に不正利用と認定
当初、調査1か月とのことでしたが早期決着を図った感じ。良かった😊
— のりさん (@ana_mile2016) 2018年12月19日
これらは実際のところ、PayPayからクレジットカードの情報が流出したのではなく、別の場所から流出したクレジットカードの情報をPayPayに登録し利用されたというもの。
正直、この時点でPayPayのセキュリティが甘かったのは事実。
しかし、安全・安心に利用してもらうためにPayPayはすぐにセキュリティを強化ました。
PayPayが行ったセキュリティ対策
PayPayは不正利用疑惑が出てからすぐに以下のようなセキュリティ対策を行いました。
①2018年12月17日:セキュリティコード回数を制限する仕様変更を実施
【重要なお知らせ】
PayPayアプリでクレジットカード情報を入力する際、入力回数に制限を設けました。12月18日以降PayPayアプリをご利用の際は、アプリのアップデートが必要となります。ご不便をおかけしますが、ご協力のほどよろしくお願いいたします— PayPay株式会社 (@PayPayOfficial) 2018年12月18日
②2018年12月21日:クレジットカード決済の上限を月5万円に設定
【クレジットカードご利用時の上限金額の設定】
12月21日からクレジットカードでの決済金額、Yahoo! JAPANカードからのチャージ金額の上限を設定いたしました。
新たなクレジットカード不正利用の対策を講じるまでの間、ご不便をおかけいたしますことお詫び申し上げます。https://t.co/5nKSVeTcaK— PayPay株式会社 (@PayPayOfficial) 2018年12月21日
③2019年1月:クレジットカード登録時の3Dセキュア認証を導入
【重要なお知らせ】
本日1/21から、本人認証サービス(3Dセキュア)に対応しました。
本人認証を行うと、クレカでのお支払い時の上限金額が25万円(過去30日間)となります。
本人認証サービスを設定するためには、アプリのアップデートが必要となります。https://t.co/lV4eRgIAn7— PayPay株式会社 (@PayPayOfficial) 2019年1月21日
④全額補償対応
被害にあった方を救済すべく、不正利用が確認された場合はPayPayが全額を補償をすることになりました。
PayPayでは、クレジットカード不正利用の対策として、2019年1月に3Dセキュアに対応します。また、カード会社にて不正利用が確認された場合は、弊社が全額を補償します。今後もさまざまな対策を講じ、安全・安心なサービスの運用に向けて全力で取り組んでいきます。https://t.co/gx8FlAQ1Of
— PayPay株式会社 (@PayPayOfficial) 2018年12月27日
セキュリティの強化や補償対応を早い段階で試みた姿勢は、いちユーザーとして好感が持てますし、安心できてうれしいことですよね。

PayPayの銀行口座登録は危険?

結論からお伝えすると、PayPayでは銀行口座登録をしたことによる不正利用は、これまでに一度もないため、安心して登録できるでしょう。
カードと同様、ネット上に銀行口座を登録するので、必ずしも「100%安全」とは言い切れませんが、一度もないというのは信頼できる1つですよね。
そこで、さらにセキュリティを高めた銀行口座の登録方法として、「PayPay用口座を新たに作り、メイン口座を登録しない」ことをおすすめしています。
少し思い出してほしいのですが、以下の取引はメイン口座になっていませんか?
- 給料を受け取る
- 生活費(現金)をおろす
- クレジットカードの引き落とし
などは、メインの銀行口座になっていませんか?
万が一、銀行口座を不正利用されて全額を引き出されても、生活が困らないようにPayPay用の銀行口座を作成してセキュリティをアップさせるのです。
そこで気になる「PayPay用の銀行口座」は地銀やゆうちょ銀行、PayPayが過去にキャンペーンをしていたネットバンクの「ジャパンネット銀行」あたりでOKです。

PayPayの危険性を下げるなら自己防衛が必須【はじめからクレジットカードや銀行口座を登録しない】

出典:PayPay公式サイト
ネットを利用したサービスなので少なからず危険性はあります。
そこで、危険性を下げる対処法としては「はじめから不正利用されて困る情報を登録しない」ことです。
つまり、不正利用される可能性のある クレジットカード・銀行口座を登録しない のも一つの手段です。

いいえ、実はカードや銀行口座を登録しなくとも、下記2つの方法でPayPayを利用することができます。
- コンビニでチャージして支払う
- 使いきりのプリペイドカード(クレカ)を登録
正直、クレジットカードや銀行口座の登録に比べ「利便性」は下がりますが、安全性は抜群です。
PayPayはクレジットカード・銀行口座を登録しないと利便性が下がるのはなぜ?
「利便性」が下がる理由
- 毎回コンビニなどでチャージをする必要がある
- お会計時にPayPay残高が不足していると支払えない(※カードや銀行口座が登録してあれば、その場で一瞬にしてチャージが可能)
クレジットカードや銀行口座を登録した方が使い勝手が良くなるのは間違いありません。
ですが、この記事にたどり着きここまで読んでいただけているのは「少しでも安全に利用したい!」という思いがあるからですよね?
ひと手間かけることで安全性はグッと高まります。
PayPayにクレジットカードの情報や銀行口座を登録しないで利用する方法
①PayPay残高をコンビニなどでチャージする
そもそも、PayPay残高をチャージする方法は3つあります。
- 銀行口座
- Yahoo!JAPANカード
- セブン銀行ATM
※Yahoo!JAPANカード以外のカードはチャージ不可
PayPayにカードや銀行口座を登録しないで残高をチャージする方法は③「セブン銀行ATM」のチャージのみ。
2019年7月11日より全国の「セブン銀行ATM」でチャージが可能になりました。
コンビニ「セブンイレブン」はもちろん、駅のホームや空港など「セブン銀行ATM」があればいつでもどこでもチャージができます。
詳しいチャージ方法などは「PayPay残高のチャージがセブン銀行ATMでカンタンにできる」をチェックしてください。
②使い切り型のプリペイドカード(クレカ)を登録
2つ目は、使い切り型のプリペイドカード(クレカ)を登録してPayPay残高をチャージする方法です。
「使い切り型」にすることで得られるメリットは2つ。
- 使い過ぎの心配がない
- プリペイドカードの購入金額分までしか不正利用されない
そこで、使い切り型のプリペイドカードでおすすめなのが「楽天バーチャルプリペイドカード」です。
楽天バーチャルプリペイドカードは、インターネットでのお支払専用のプリペイドカードで、カード購入時に決めた金額(500円~30,000円まで)しか使えない「使い切り型」です。
通常のクレジットカードと同様に「カード番号」「有効期限」「セキュリティコード」が発行されます。
先ほどお伝えしたように購入した金額(500円~30,000円まで)しか使えないので、万が一不正利用されても被害を最小限におさえることができます。
楽天バーチャルプリペイドカードの購入には「楽天カード」が必要なため、お持ちでない方は下記リンクから年会費・発行手数料無料で作成できます。
まとめ:PayPayの危険性は低いが安全性を高めてお得に利用しよう!
PayPayは日々セキュリティを強化し安全性がますます高まっているので、安心して利用できるスマホ決済になってきています。
とはいえ、できる限りの「自己防衛」として記事内でご紹介した以下の方法を試してみてください。
- PayPay用の銀行口座を開設し登録
- PayPay残高をセブン銀行ATMでチャージする
- 使いきりのプリペイドカード(クレカ)を登録
使い切りのプリペイドカード(クレカ)は、「楽天バーチャルプリペイドカード」なら最大30,000円の上限があるので万が一の不正利用にも被害を最小限におさえられます。
今よりもグッと安全性が高まり、安心してPayPayが利用できるようになりますよ。
この記事が参考になれば幸いです。
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